久しぶりの買物です。

正直、履物はいくらでもあるんだけれど、着るものはもちろん、足の状態によっても履きたい(履ける)ものは違ってくるように思います。
数年前までは堅めの下駄をカラコロ履いて走り回っていてもなんともなかったのに…
体の重心が変わったのか、重みそのものが変わったのか。
痛いし、疲れるんですよね。
かといって、紬で小ざっぱりしてるところに皮の草履をもってくる気もしないし。

それで畳表に気持ちが向いていたのですが、これもまた、私にはちょっと「勇ましい」ような気がして戸惑っていました。
ところが!
出会いを待っていた甲斐がありました!!

フラッと遊びに行った辻屋さん(浅草・新仲見世通り)に、畳に白木を合わせ、鼻緒はすっきりとした紅白の縞模様。
畳表に有りがちな「どすこい」な感じじゃなくて、品良く、それでいて活動的で、可愛くて、粋。
一目惚れして即購入。
これから出かけるのが楽しみです。

それにしても品揃えはお店のセンスそのもの。
自分好みのお店があるのは嬉しいものです。

ちなみに辻屋総本店さんは今月、新仲から伝法院通りに移転します。

新店舗の準備もラストスパートに入ってる模様。
1階はまだシャッターが閉まっていますが、2階を見上げるとウィンドウ越しに履物がずらっと並んだのが見えて楽しいです。 雷門をくぐって、伝法院通りにぶつかったら右折。しばらく行った右手にあります。
日本駄衛門が「ここだよ」って、目印になってくれています(笑)

本当にいいものを手に入れたとき、ホカ〜っと気持ちが暖かくなりますね。

畳表